2016年12月-2017年3月開催の「いつでもまち旅」を受付中です。皆さまのご参加をお待ちしております。

 2016年秋のまち旅レポートは 右の をクリックしてご覧ください。

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No.18 伝統の城島和傘づくりと地酒蔵探訪 

2013年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

江戸時代から続く「城島和傘」。今回は、その伝統技術を体験する貴重な機会です。
事務局 yats も参加しました。

2_2013110412082105d.jpg会場となる「城島和傘保存会」の工房は、
筑後川の支流、山ノ井川沿いにある
「比翼鶴酒造」の敷地内にあります。
その入口では、城島総合支所の野口さんが
ハッピ姿で出迎えてくれました。

当日は降ったり止んだりのあいにくの雨模様でしたが・・。

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中に進むと、最近滅多にお目にかかれない
レトロな雰囲気 漂う工房です。

工房内では、すでに保存会の方たちが制作中でした。
(昨年の晴れた時のまち旅レポートは → コチラ


まずは保存会の橋本会長から、「城島和傘」についての解説があります。
城島和傘は、1601年に江上山王神社の宮司が傘作りを副業として始めたとのこと。
日田の真竹と八女の和紙など原材料も手に入れやすかった筑後地域では、それが家内工業として定着しました。

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明治時代には福岡県の重要物産として指定され、岐阜県に次ぐ大産地として知られるようになったそうです。
最盛期には 海外にも輸出 されていたらしい。すごいですね。「城島和傘」!

4_20131104120823c93.jpg昭和20年代なかばには
500人以上 の職人がいた「城島和傘」も、
需要が減って、昭和50年には とうとう
職人が ひとり になってしまいました。

そして平成になって、
この城島町の伝統技術を守ろう!
と立ち上がったのがこの保存会の方々。
昭和20年代に家業として和傘作りを経験していた人が
中心になってこれまで活動されてきたそうです。

5_201311041208259e7.jpg次に製作工程です。

繰り込み → 抜き立て → 耳張り → 胴張り・・・

和傘作りの行程は主な工程だけで20工程・・細かい作業までいれると百工程を越えて完成品となります。

今回間近に見れたのは、ロクロに開けてある穴と傘の親骨・子骨に開いた穴を糸でつなぎ、
骨を等間隔に広げて和紙を張る前の準備をし、
事前に切ってある和紙を親骨に張り合せる作業でした。

7_20131104120834ea1.jpg参加者は、さっそく和紙張りを体験します。
簡単そうに見えて・・難しい。。。

実はこの「のり」。でんぷん(タピオカ)をベースに
柿渋を加えて作ってあります。これも前日から仕込み作業をされていたんですよ。
本当に見学・体験できるのは 
たくさんある工程のごく一部なんですね。
右写真で和紙を張っているのは、和紙のふるさと・八女からのお客さまです。

8_20131104120835dc8.jpg次に 屋根付きの広い倉庫に移動して
文字書き体験です。
(晴れていたら、外での体験になるはずだった!)

今回は緑色と赤色の傘が用意されていました。
(見てください、傘の中もこんなにキレイな色あいです)
なんと、みんな仲よく赤色をセレクト。

「櫨」

「感謝」


みなさん、思い切りよく筆を運びます! 
上手~!!! 

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文字を乾かしている間に、「比翼鶴酒造」の工場見学をします。
いいお酒は、いい水から。工場内に浄水場があるんですね。

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精米場の次に製造工程に沿って丁寧に解説頂きます。案内は比翼鶴酒造、二ノ宮常務です。
想像以上に近代的な蔵は、温度管理などそれは合理的に進められている様子がよーくわかりました。
全体の流れを見学したあと、酒造りの最盛期の様子はビデオで鑑賞して、質問タイム。
麹や酵母の働きを、それはわかりやすく解説して頂きました。何回でも聞きたい名レクチャーでしたよ。

14_20131104120852fd9.jpg思わず時間オーバーして
工房に戻って来ると
饅頭と 甘酒 が用意されていました。

正午になって、空いてきたお腹に

沁みわたるー!

今日は本当にありがとうございました。

このあと油引きや天日干し、仕上げの工程を経て、
参加者の手元に送られて来ます。


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この「まち旅」の和傘、どうです? 雨の日には、これで皆さんをお出迎えしたい!
かなりいい感じでしょ? きっと、これを目指して来てくださいね。    (posted by yats)

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