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久留米まち旅博覧会へのお問い合わせは

 久留米市六ツ門町3-11くるめりあ六ツ門ビル6F(公財)久留米観光コンベション国際交流協会内

 まち旅博覧会事務局 / TEL (0942)31-1730 10:00~17:00 土・日・祝日休み

70.大人の音楽と酒時間 ミュージックスポット探訪 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

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皆さんのなかで「久留米」ってどんなイメージですか?

B級グルメのまち、農業のまち、筑後川が流れるまち、ゴムのまち、酒蔵のまち…たくさんある久留米の顔のひとつが「音楽のまち」

ついこの間無料のライブを市内中心部10か所で楽しめる
「くるめ街かど音楽祭」が開催されたばっかりだし、
松田聖子さんやチェッカーズなど有名ミュージシャンを多数輩出しているのです。
 
というわけで、久留米の美味しい達人、豆津橋渡さんのご案内で開催された音楽のまちをめぐるまち旅
「大人の音楽と酒時間 ミュージックスポット探訪」を まち旅レポーターの朝倉2号がレポートしま~す。

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この日、六ツ門のくるめりあに集合したのは11名。
豆津橋さんのまち旅はリピーター率が高いので、
皆さんお互いに「お久しぶりです」ってご挨拶w

なんだか同窓会みたいな雰囲気でまちにくりだしました。

久留米シティプラザを横に見ながらあけぼの商店街を歩き、
焼きとり屋さんの角を折れてくれない小路を通り抜け、
たどり着いたのはことぶきやというお酒屋さん・・・ナゼ?

じつはこのこどぶきや、買ったお酒をその場で飲む「角打ち」をやってるお酒屋さん。
11月にもなるとさすがに夜は冷えるので、
音楽を楽しむ前にまずは体を温めておこうということですね、豆津橋さんw

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豆津橋さんも常連客という老舗酒店ことぶきや。
いまはもうない角打ち専用グラスなんて貴重品もあって歴史を感じさせます。
皆さん好きなお酒を買いカンパ~イ。
柿ピーなどをつまみつつ、グイッといきました♪

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体も温まったところでことぶきやをおいとまし、また商店街を西鉄久留米駅方向へ向かいます。
しばらく歩いて到着したのは
駅前のビル6階にあるミュージックアミューズメントバー ファンキードッグ
オーナーのモットーが「音楽のまち久留米」なだけに、
本格的なライブを聞きながら、美味しいお酒を楽しめるお店です。

今回のまち旅では特別に開店前の様子を見せていただきました。
皆さん、バンドのメンバーが本番前の準備をしている様子に興味津々。
ちょっとだけ聞かせていただいた演奏もいい感じです~~。

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ことぶきやで体を温め、ファンキードッグでハートも温まってきた皆さん、
明治通りに出て屋台の横をぞろぞろ歩き、
たどりついたのは通町にある老舗ジャズショップ「ルーレット」
ジャズを聞きながらお酒を楽しめる、50年以上続く老舗です。

 ※ジャズショップルーレットの公式サイトは → コチラ

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毎週水曜日と第2土曜日はチャージなしでジャズのライブが聞けるということで、
この日もたくさんのお客さんで賑わってましたが、なんとか席を確保。
常連さんと一緒になってジャズのひとときを楽しみました。

 

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というわけで、今回のまち旅はこれで終了。
おいしいお酒と素晴らしいライブに大満足のプログラムになりました。
豆津橋さんによると、ライブを聞きながら料理やお酒を楽しめるお店が
久留米にはいくつもあるんだそうです。
よ~し、朝倉2号もお気に入りの音楽を探しに、まちに繰り出すことにしよ~♪

9.有馬家ゆかりのお寺で匂い袋の手ほどき 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

しとしとと雨が降る10月のある日。
久留米市寺町にある真教寺で行われたプログラムを、まち旅レポーターの nishi がお伝えします。

9_1寺町は、久留米藩主・有馬家が治める久留米城を防衛するために、江戸時代に寺院を集めてできた町で、現在も17の寺院が当時の面影を伝えています。

真教寺はそんな寺院のひとつ。
雨に濡れた境内も、しっとりと絵になるお寺さんです。

 
9_2そんな真教寺で今回行われたプログラムは、お寺を拝観したり、これまた有馬家にゆかりのある「天年堂」さんの手ほどきで「匂い袋」を作ったりする特別なプログラム

ちなみに、お香やその材料を販売する天年堂さんは、初代久留米藩主・有馬豊氏公が入城したときに、それに伴って移り住んだ商家さんとのこと。
まずは坊守さんから、お寺の歴史を伺いながら本堂を拝観します。
「へぇ~」「知らなかった~」と大きくうなずく参加者さんたち。
私も初めて知ることばかりで、たくさん「へぇ~」って言ってた気が・・・w
他にも、天井に描かれた色鮮やかな鳳凰などの絵に、皆さん興味津々でした。 

9_3さて拝観を終えたら、いよいよ匂い袋づくりです。

使う香料はこちら!

それぞれスプーンで量ってベースになる香りをつくり、そこから自分好みの香りに調整していきます。

いろんな香りが混ざって、室内がふんわり良い香り(^^)


お店の方から説明を聞きながら、原料を調合していきます。


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好みの香りになったら、次は袋づくり。

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9_9事前に選んだ生地に、紐を通すための穴を開けるところからなのですが、厚みのあるしっかりした生地なので、皆さんちょっと苦戦されてました。

袋ができたら調合した原料を入れ、通した紐で口を閉じて完成!

なんとお香立てのお土産付きでした♪ 


香りはもちろん、生地と紐の組み合わせも十人十色で、
自分だけのオリジナル匂い袋ができて、皆さん大満足でしたよ~(^^)


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最後は、お寺特製の豚汁をいただきながら、ちょっとした茶話会に。
「さっそく車に飾ります!」「自分のお寺さん以外のお寺に入ることがないから新鮮でした」など、
楽しんでいただけたようでした♪

真教寺の皆さん、天年堂の皆さん、お世話になりました!ありがとうございました(^^)

5.鳥の楽園で青い宝石「カワセミ」を探そ! 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

まち旅レポーターの朝倉2号です。

ブリヂストンの創業者である石橋正二郎氏から、1956年に久留米市へ寄贈された石橋文化センター
3万平米の広大な敷地のなかには美術館、図書館、バラ園、噴水だけでなく、大きな池や森まであり、久留米市民だけでなく、さまざまな野鳥の憩いの場になっています。
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というわけで、秋晴れの空の下、石橋文化センターの園内を日本野鳥の会筑後支部の皆さんと一緒にめぐるまち旅「鳥の楽園で青い宝石「カワセミ」を探そ!」が開催されました。

※石橋文化センターの公式サイトは → コチラ
※日本野鳥の会筑後支部の公式サイトは → コチラ

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石橋文化センターの入口に集合した参加者の皆さん、まずは野鳥を「この人」と呼んじゃうほどの鳥好き、松富士支部長さんから久留米で見ることができる野鳥について講習を受けます。
今回は20種類くらいの野鳥が見られるのではないかとのこと。
なかでも楽しみなのは、青い宝石と呼ばれるカワセミです。
石橋文化センターでもたびたび目撃されてるそうなので期待大。
双眼鏡を貸していただき、ガイドブックを持ったら、支部長さんを先頭にしゅっぱ~つ。

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いろとりどりの小さなお花を眺めながら園内を歩き、花しょうぶ園のほとりに来ると、さっそく「あそこにいますね」と支部長さんが指差しました。
向こう岸を見ると、エサを探しながら?ちょこちょこと歩きまわっている小鳥が見えます。
皆さん双眼鏡を向け「あ~見えた」「かわい~♪」
これは白と黒の羽がきれいなセキレイという小鳥。 本日の1種類目、ゲットです。

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横の木の枝にはヒヨドリなども来てて、野鳥の会の方々からひとつひとつ説明いただきます。
ただ動きが速いし葉っぱの陰に隠れちゃうし、その姿をとらえるのはたいへん。
反対に超簡単だったのは、池に浮かぶ島のうえにいたアオサギ
なにしろじ~っとして動かないのです。 この人(笑)は石橋文化センターに住み着いている「ヌシ」。
全然動かないので作りものと間違える人が続出なんだとか。

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一旦池を離れた皆さん、背の高い木が生い茂った森のなかに進みます。
木々の葉っぱが黄や赤に色づき始めててとってもきれい。
葉っぱのあいだからいろんな鳥の鳴き声が聞こえます。
野鳥の会の方が「シジュウカラヤマガラの混群が来てますね」って、すかさず教えてくれました。
皆さん、双眼鏡を手に上を向いてよ~く探すと・・・、いました!
おなかのオレンジ色が鮮やかなヤマガラです。
皆さんテンションが上がります(笑)

5_14林のなかには小さな渓流もありました。
あたまの上から鳥のさえずりが降り注いでくるし、なんだかほんとに山奥まで来た感じ。

これならほんとにカワセミに会えるかもしれない。
皆さんの期待もふくらみます。 
 

5_15ハシボソガラスハシブトガラスの見分け方を習ったり、模様がきれいなヤマバトを見つけたりしながら、楽水の池へ。

カワセミは・・・、残念ながらいませんでした。
まぁいつもいるわけではないので仕方ないですねと、最後にみんなで記念撮影をしようとしたとき、大きな声が響きました。 

カワセミがいます!」
皆さんいっせいに池の向こうを見ると、灯籠の横に青く輝く小鳥。 カワセミです!

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それからはもう大騒ぎw それぞれの双眼鏡や、大きく見える望遠鏡をかわるがわる覗き、口々に「見えた~~~♪」って大喜びです。魚を食べたばかりなのか、カワセミがゆっくりくつろいでくれたので、じっくり観察することができました。

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というわけで、この日見ることのできた野鳥はなんと22種類
カワセミまで見ることができ、大満足のまち旅となりました。
皆さん、石橋文化センターにお越しになる際は、ぜひ双眼鏡をお持ちください。
もしかしたら青く光るカワセミに出会えるかもしれませんよ。

5_19なお、園内の美術館は、
11月19日(土)に久留米市美術館としてオープン
開館記念の展覧会「2016 ふたたび久留米からはじまる。九州洋画」では、久留米市出身の青木繁や坂本繁二郎をはじめとした九州ゆかりの洋画家65名の作品約110点が展示されます。
 ※久留米市美術館の公式サイトは → コチラ
バードウォッチングと一緒にこちらもお楽しみくださいね。

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42.千光寺で坐禅体験と地大豆とうふの朝ご飯 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

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こないだの日曜日、
「あじさい寺」として有名な久留米市山本町にある龍護山千光寺で、
まち旅「千光寺で坐禅体験と地大豆とうふの朝ご飯」が開催されました。
このまち旅、会場がお寺さんだし、
ご案内いただいたのが、同じ山本町内でおいしいお豆腐を作ってる
おとうふ屋凛の店主・堺さんってことで、まち旅史上最も早い朝7時開始!
まち旅レポーター朝倉2号も眠い目をこすりながら参加して参りました~。

 ※龍護山千光寺の紹介は → コチラ(久留米観光サイトほとめきの街久留米)

 ※おとうふ屋凛のフェイスブックページは → コチラ

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最初に御住職のご挨拶をいただき、続いて坐禅体験です。
曹洞宗の坐禅は「只管打坐(しかんたざ)」、ただひたすらに坐るということ。
入堂するときの叉手(しゃしゅ)など様々な作法や、坐禅をする際の心構えなど、
持地副住職がわかりやすく説いてくれます。
皆さんが足を結跏趺坐(けっかふざ)に組み、両手を法界定印(ほっかいじょういん)という形に合わせたら、
鐘が3回鳴らされ、坐禅の開始です。

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しずかな時間が流れます。
聞こえるのは木々のざわめきと鳥の声だけ。 背筋を伸ばして壁に向かい、
心のなかで自らに向かいあう貴重なひとときを過ごしました。
15分ほどで鐘が1回鳴ります。
顔の前に手をあわせ、両隣の方、そして向かいの方に頭を下げ、坐禅体験は終了しました。

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坐禅の後は、堺さんが用意してくれた朝ごはんです。
副住職から食事作法の五観の偈(ごかんのげ)を唱えていただき、
一緒にいただきま~す♪
太郎原で採れた新米で作った煎り玄米のおかゆ、久留米産大豆で作った寄せ豆腐、
豆乳ドレッシングで和えたおからサラダ、そして堺さんが漬けた梅干し。
どれも体によさそうだし、なりより美味し~。
おかわり続出も納得です。

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食事の後は腹ごなしに山本町を散策
古い神社や赤く色づき始めた柿、苔むした石垣などを楽しみながらたどり着いたのは、
秋のもみじで有名な柳坂山永勝寺
永勝寺では甘茶の御接待をいただき、ゆっくりくつろがせていただきました。

この日のまち旅はこれでおしまい。
背筋の伸びる坐禅、美味しい朝ごはんに気持ちのいい散策。
充実した朝活に体も心もすっきり、皆さん、次の目的地に出発していかれました。
なにしろまだ朝10時前、一日は始まったばかりですからね。

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53.アイシングクッキーのやさしい時間  

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

53_1爽やかな秋晴れのある日、まち旅リポーターのnishi が訪れたのは、久留米市善導寺町にある「caféココロ音」さん。

市内でアイシングクッキー作りを教えている講師の方が、ココロ音さんとコラボして実施された、初めてのプログラムでした。 

53_2今回作るのはコレ!季節感もバッチリ、かわいいでしょ~!しかもこれ、食べてもちゃんと美味しいんです♪

ちなみにアイシングクッキーっていうのは、焼いたクッキーの表面を、砂糖や卵白を着色したクリームでデコレーションしたクッキーのこと。
しっかり乾燥すれば表面がカッチリ固まり、ラッピングや持歩きにも適しているので、ウエディングのプチギフトなどで人気があるんですって。 

先生から説明を受けて、さっそくスタート!
クリームの硬さや力の入れ具合に慣れるため、まずはシートを使って練習します。

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さぁて慣れたら、いよいよ本番♪
クッキーをデコレーションしてクリームをある程度乾燥させたら、
オバケや花などの細かいパーツを並べていきます。
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パーツを並べ終えると、撮影大会!予想以上の出来栄えに、皆さん撮影の手が止まりません~。

53_8さて、しっかりとクリームを乾燥させる間、
お待ちかねのランチタイム♪
ココロ音さんの看板メニュー「オリーブカレー」、スパイスと野菜がたっぷり溶け込んだルーと季節の野菜、雑穀米がベストマッチ。
食生活アドバイザーのオーナーさんが作るメニューは、美味しいうえに体にやさしいんですよ~。(お店のフェイスブックページはこちら )今回は特別に、デザートも付けていただきました♪

最後に自分の作品を持って、先生とお店の方も一緒に記念撮影♪

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参加者の皆さんにも「このお店、初めて来ました!ご飯も美味しいし、のんびりできていいですね」
「久々に時間を忘れて、手作業に夢中になりました!」と喜んでいただきました。
今回のまち旅が、善道寺町に足を運ぶきっかけになれば嬉しい限りです♪
最後になりましたが、井上先生、大内田オーナー、お店のスタッフの方、お世話になりました!ありがとうございました(^^)

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72.転ばぬ先の姿勢&筋肉&骨チェック 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

まち旅レポーターのnishi です。
皆さん、普段の姿勢や歩き方って気になりませんか?
そんな人にぴったりの今回のプログラムは、久留米市日吉町にある楠病院さんが企画。
市内に2つしかないという機械で体の傾き具合をチェックしたり、最新の方法で骨密度測定をしたり…

72_1転びにくい歩き方などを理学療法士さんから個別にアドバイスしてもらえるほか、管理栄養士さんが作った「健康弁当」も戴けるという、至れり尽くせりなプログラムなんです。

検査方法などを知りたい方は、楠病院のホームページ

まずは担当の方から、今日の流れについて説明を受けます。 

2~3人ずつ別室に移動して、さっそく体の歪みをチェック!腰・両ひざ・両足首の5カ所に専用のマーカーを巻いて、横向きと正面、ひざを曲げる3つのポーズで撮影します。

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これをパソコンに取り込んで、体重の掛け方や体の傾きなどを解析するんですね~。ちなみに歪みを見るこの機械、その名も「ゆがみ~る」っていうそうな(^^)
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さて、姿勢チェックが済んだら次は歩行チェック!

病院を出てから、六ツ門町の「久留米シティプラザ」までの約500mを歩く間、理学療法士さんが参加者の歩き方を後ろからチェックします。 

シティプラザに着いたら大階段で昇り降りの動作も確認して、さっきの歩行と併せて個別にアドバイス。

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参加者からは 「だから膝が痛かったのね!」
「だいたい自分で思っていた通りだったけど、改善する方法が聞けてよかった」 とのお声が。
歩き方をじっくり見てもらって、
改善のアドバイスまでもらえる機会ってなかなか無いですもんね。

ご満足いただけて何よりでした!

このあとは、お待ちかねの昼食「ゆがみ~る」の結果発表♪

72_7楠病院さんが経営する地域交流施設「ほとめきサロン」に移動して、健康弁当を戴きました。

ほら、見るからに健康に良さそうなお弁当でしょ♪
「美味しくて、量もちょうどよかった」と喜んでいただきました(^^) 

72_8ランチのあとは、ゆがみ~るの解説。

筋肉を色分けして、立っているときにどこに負担が掛かっているか分かるようになっているんです。

ここでも、理学療法士さんに質問したりアドバイスを受けたりして、皆さん自分の体のことを熱心に考えていらっしゃいましたよ。

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ちなみに骨密度の結果は、専門のドクターが解析して、後日皆さんに郵送されるとのこと。
最後になりましたが、楠病院の皆さん、通常の業務でお忙しい中ありがとうございました!

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26.石鹸工場でつくる お好きな香りの櫨石鹸 

2016年秋の久留米まち旅博覧会/実施レポート

まち旅レポーターの朝倉2号です。

26_1筑後川にかかる国道3号線の橋をわたってスグのところにある七色石鹸のまるは油脂化学は昭和7年創業。
それ以来、釜炊き製法、無添加にこだわった石鹸づくりを続けています。
秋晴れのさわやかな空のもと、
この小さな工場で櫨石鹸をつくるまち旅
「石鹸工場でつくる お好きな香りの櫨石鹸」が開催されたのでご紹介いたします。

 ※まるは油脂化学株式会社の公式サイトは → コチラ
 

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まずはまるは油脂化学の林社長から石鹸づくりに関する講義です。
石鹸とは何であるのか、どうやって作るのか、
大豆油やパーム油など原料となるいろんな油を見せながら林社長が熱く語ります。
一方、聞いてる参加者の皆さんも熱い。

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水酸化ナトリウムとか脂肪酸とか、まるで化学の授業みたいなんですが、しっかりついていってます。
しかも最新技術と釜炊き製法はどう違うのか、何が無添加なのか、
社長の目をじっと見つめ、スルドク質問を繰り出します。
質疑の応酬が繰り広げられる今回のまち旅、とんでもないハイレベルですw

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石鹸づくりを理解した皆さん、工場見学に繰り出します。
これが2トンも入る釜炊きの「釜」。 でっかいですね~~~。
工場内を移動しつつ、釜の下や、1個ずつ石鹸ができる様子も見せていただきました。
ここでも質疑の応酬が繰り返されたのは言うまでもありませんw

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工場見学の次はいよいよ櫨石鹸づくり
ここで松山櫨復活委員会の矢野さんが登場です。

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その昔、久留米藩は藩財政を潤す特産物として灯明用の蝋(ろう)が採れる櫨(ハゼ)を奨励。
藩内各地に櫨が植えられ、久留米は全国でも主要な産地となりました。
しかし、明治維新後に安い輸入ものの流入や石油ランプ、電灯の普及により生産は減少。
現在も残っている山本町柳坂曽根の櫨並木はそのころの名残です。
矢野さんは櫨の実から作った和蝋燭や、櫨の幹を使った櫨染めなどの商品化に取り組むことで、
田主丸町由来の優秀な品種「松山櫨」の復活をめざしていて、
櫨石鹸は矢野さんの思いに林社長が応え、数年がかりで実現したものなのです。

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 ※松山櫨復活委員会の公式サイトは → コチラ
 ※松山櫨復活委員会のフェイスブックページは → コチラ

で、今回の石鹸づくりは、櫨蝋で作った混じりっけなしの石鹸素地に、
田主丸産マートルと鹿児島産芳樟のエッセンシャルオイルを混ぜて、
お好みの形に成形するもの。
まるでうどんをつくるときのように、テーブルにぎゅっぎゅっと押しつけてこねていきます。
エッセンシャルオイルがきちんと混ざったらこんどは成形。
ハートだったり、猫ちゃんだったり、思い思いの形にしたら完成です。
このあと手を洗った皆さんの反応がスゴイ。
「手ざわりが違う♪」って大騒ぎです。
無添加櫨石鹸ってほんとにいいものなんですね~。

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あとはゆったりティータイム
田主丸の名店シェ・サガラのパンに、
今年は特に量が採れなかったという貴重な櫨蜂蜜をつけていただきます。
この櫨蜂蜜が「味が違う!」と大好評、
皆さんのお話しがいちだんと盛り上がったのでした。
※櫨蜂蜜は博多阪急のお歳暮で取り扱いがあるとのこと、気になる方はお問い合わせを。

26_20これで今回のまち旅はおしまいなんですが、最後の集合写真もそこそこに、

「無添加石鹸、こちらで買えますか?」って、
皆さん事務所に駆け込んでいかれました。

ん~、今回の参加者の皆さん、
最初から最後まで熱かったなぁw



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